日本版CCRC

「生涯活躍のまち」(日本版CCRC)の
イメージ施設について

地域を元気にするセンター型「道の駅」を軸として「生きがい」のステージを構築し、地方創生を実現するものとします。そこでは、高齢者が働く意欲と英知、感性を最大限に活用した展開を行うことができます。

「生涯活躍のまち」の実現により地元住民の方々が優先的に雇用されます。さらに、高齢者専用マンションやビジネスホテルは、自然災害時の一時的非難場所の役割を果たします。
「道の駅」では、移住者の作った野菜や米、果実などや育てた牛や豚、鶏からの牛乳・タマゴや地元名産品などを販売し、地域ににぎわいをもたらします。
また、施設で働く従業員や近隣の子供たちのために、学童児童保育も展開します。さらに地域の観光も視野に入れた活動を行います。

➀ 施設内外での、医療・介護について、どのような対応がなされているのか

  • 施設の各フロアーにスタッフステーションを配備しています。看護師控室を設置しています。
  • 緊急時は各居室に設置されたナースコールで看護師が対応いたします。状態を把握して、医師(かかりつけ医師)に連絡、指示を受け対処します。
  • 看護師控室(待機室)に置き薬と施設入居者全員の薬管理をしています。
  • 毎朝、看護師やスタッフによるADLチェックを実施します。
  • 施設と提携するクリニックの医師(かかりつけ医)による月1回の健康チェックを実施します。
  • 状態や症状により、居室での訪問診療や介護を行います。
  • 入院治療が必要であると医師が判断した場合、提携病院に入院及び処置、検査等を行います。
  • 退院後のリハビリや管理は、かかりつけ医と施設の看護師が連携して対応していきます。訪問リハビリテーションや介護事業所等の手配もしていきます。
  • 薬は病院や診療所の医師からの処方箋をうけ、提携する調剤薬局が届ける方式をとっています。
  • 重度の介護状態になって、施設管理が必要な場合、介護専用ルームへ移動することも可能です。リバースモーゲージによる対応になります。

➁ 居室の広さと設備について(住環境整備)

  • 広さ42㎡以上で、バス、トイレ、キッチン(オール電化)の1LDKです。
  • 快適に過ごすことのできる広さと住環境です。
  • 各居室にエアコンを設置しています。気温管理について、看護師、スタッフが注意事項に入れて気を付けています。
  • ベッドの傍にナースコールを設置しています。
  • 室内外は、バリアフリー仕様になっています。バス、トイレの手すり等
  • 廊下幅など、共用スペースは車いすでの移動がスムーズにできるようになっています。
  • ノートパソコンでの連絡や注文をできる体制ができています。
  • 朝・昼・夕の食事は、基本的に2階レストランでの食事提供となります。
    (配食を希望される方や他での食事等、事前にお知らせください。)
  • 中庭を利用した朝の体操やダンスなどを定期的に行います。(館内放送はありません。各自で確認ください。)
  • 会議室は、大・小を設けています。(利用される場合はフロントに事前にご連絡をお願いいたします。)
  • 各居室にネット配線をしています。ご利用ください。
  • 家庭での思い出の品や家具等、室内に持ち込み可能です。(トランクルームを有料にて設置を考えています。)
  • 防災対策は万全を期しています。地元住民のための一時避難場所として活用する場合があります。

➂ 立地条件は(買物や散歩、駅や交通手段、景観、気候など)

  • 自然環境豊かな海・山の景観を万喫することができるところが理想です。
  • 年間を通して気候温暖で恵まれた大地で、快適な生活をエンジョイできるところが理想です。(自然災害の少ないところが理想)
  • 親族・孫たちや友人・知人が遊びに行きたい場所が理想です。
  • 敷地内には、ビジネスホテルを併設します。
  • 施設の屋上からの眺めは絶景のところが理想です。

➃ 利用料金(入居金や毎月の生活費など)の明細

  • 終身利用権での販売を予定しています。
  • 毎日の食事代と施設の維持管理費等(一般的なマンションと同じく経費がかかります。)
    食事代は一ヶ月一人当たり75.000円、維持管理費は、一ヶ月一室150.000円です。合計額225.000円/月です。
  • 朝・昼・夕の食事を必要としない時は、事前にお知らせください。
  • 医療・介護が必要になった場合は、自己負担分の料金がかかります。
  • 重度の介護状態になり、介護専用室に転居を希望された場合、または、医師からの指示があった場合、介護専用室への転居をお願いします。入居時支払い済みの利用権か購入資金でリバースモーゲージ制度を利用します。

➄ 食事の内容と味については

  • 健康で暮らすための食事を提供します。和食・中華・洋食などを取り混ぜて提供していきます。(旬の食材や地元住民から提供される自然農法による野菜を厳選して調理していきます。)
  • 誕生日や記念日など特別料理のサービスを企画しています。
  • アレルギーや減塩食、糖尿病食などに対応しています。
  • 食事メニューはNPO法人「地球は食卓」のレシピを採用しています。
  • 美味しいものを笑顔で食べていただくことを願っています。

➅ 施設内の従業員の接遇(言葉づかいや笑顔などの)教育と方針は

  • 各階フロアーの責任者(フロアー長)を決め、担当職員の接遇教育、チェック管理やアドバイスを行います。
  • 職員の服装は、清潔感があり落ち着いたものを着用します。化粧についても華美にならないようにします。各自ネームプレートを付けて爽やかな接遇を心がけます。以上のことを実戦します。
  • 各階フロアーで職員全員が入居者の方々の健康状況や趣味、趣向等を共有していくために、施設の看護師や提携する、かかりつけ医、看護師、薬剤師との会合を必要な限りおこないます。
  • 全職員で施設運営を行っている意識を持って、業務遂行にあります。創造、改善は入居者ファーストでおこなってまいります。

➆ 防災対策、防犯対応等のセキュリティ対策はなされているのか

  • 施設敷地内の出入口に防犯カメラを設置します。施設内の主要部分にも防犯カメラや煙報知器、火災報知器を設置します。
  • 各居室のドアは、カードキーシステムを採用します。
  • 各居室にナースコールの設置、各階廊下に監視カメラの配備します。
  • 施設には、24時間体制で、看護師、施設職員が交代制で宿直体制をとります。
  • ビジネスホテルとの隣接面には、特別なシステム管理をおこないます。
  • 敷地内禁煙とします。
  • コロナ対策除菌のため、アドックスの除菌抗菌溶剤を塗布しています。

➇ フロント機能について

  • 入居者の出入管理はフロントデスクで行います。管理用のパソコンで在室か空室の表示や外出先の表示、居室のルームキーを外出時必ず預かるものとします。
  • 各居室のカードキー、マスターキーの保管管理業務とします。
  • フロントでは、入居者の外出時のタクシーの手配や送迎を手配を致します。
  • 施設の見学者や入居希望者の説明、案内をおこないます。
  • ビジネスホテルの案内、管理運営業務をおこないます。
  • 「生涯活躍のまち」(日本版CCRC)の宣伝、詳しい内容説明案内をおこないます。

⑨ 健康で過ごすための、予防や運動、リハビリ等の機能について

  • 毎朝のADLチェックと6ヶ月毎に行うPRA細胞検査により、入居者の体調管理と病気の予防を実施致します。かかりつけ医と協力して対応します。
  • テニスコートやトレーニング施設、散策道等を敷地内に設けます。(専門のインストラクターを配置します。) 《地区・地域により違いがあります。》
  • 施設内に、リハビリルーム、リラクゼーションルーム等を設けてあります。
  • 多目的ルームを活用した地域交流を推進し、新しいコミュニティーを創造していきます。
  • 医師からの健康のためアドバイスと講演会を定期的におこないます。
  • 食事管理と食品管理を徹底します。
  • 生涯活躍のできるステージを入居者とともに創りあげていきます。
  • 自然農法による野菜や米づくり等果実園での新種果実の育成やスイカやイチゴ、メロン等の農園の管理運営
  • 釣りたての魚の販売や陸上養殖事業(車エビ、バナメイエビ、マグロ、サクラマス、ワタリガニ等)運営や近隣の漁港との連携して「道の駅」に提供します。
  • とれたて野菜、魚などの6次産業化を推進し「道の駅」での販売やネット通販などを実践していきます。
  • 「道の駅」では自分達で作った野菜などの産物を利用してのレストランの展開などを視野に入れます。
  • 地元住民への配食サービスを入居者で行います。
  • 施設の従業員と近隣住民の子供を対象とした児童・学童保育を展開していきます。
  • 以上の事業を展開する中で、将来的に施設入居者による法人化の実現を目指します。

⑩ 運営する企業は、信頼のおける企業なのか

  • 地方自治体が主体的に運営業務を行います。サポート(コーディネート)する地元優良企業との協働事業体です。
  • 「生涯活躍のまち」(日本版CCRC)の高齢者施設を、国の交付金を基に展開する事業です。
  • 施設で働く従業員について、地元での雇用を優先しています。他の都道府県からシングルマザーを中心に雇用募集を行います。地方からの移住し就職される従業員に対しては、寮を敷地内に併設します。(従業員向けの児童・学童保育を展開していきます。高齢者施設の入居者で運営管理をしていく予定です。)
  • 敷地内か隣接する耕作地を利用した。自然農法による野菜づくりや米づくり等を実践いたします。(地元住民や大学、高校などの学生も積極的に参加して展開していきます。産学共同事業です。)
  • 「生涯活躍のまち」(日本版CCRC)は、「いきがい」のステージを、入居者に提供していく事業となります。元気で長生き、「健康長寿」を目指します。そのための医療機関との連携や介護事業者との連携を密にしています。
  • 施設内では、リラクゼーションルームの活用と認知症対策の有効手段として、耕作療法や「生涯活躍」できるステージを用意しています。

⑪ その他

リバースモーゲージ制度について

万一、重度の介護状態になっても安心です。
通常程度に介護が必要な場合は、そのままの居室で適切な介護を提供します。しかし、高度な介護、医療提供などが必要となった場合、必ずしも、居室が適切なお部屋になるとは限りません。

「生涯活躍のまち」(日本版CCRC)では、そのような場合に備えて、入居者が安心して利用できる。「介護専用室」をホーム内の1階フロアー、看護師控室の近くに設けています。万一の場合でも、ご安心いただけます。

入居時お支払いいただきました終身利用権を担保として、介護専用室をご利用していただきます。ですから、リバースモーゲージ制度では、料金負担はありません。